家庭菜園完全未経験の一家が市民農園で野菜作りに挑戦しようと思ったきっかけ

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家庭菜園を始めたきっかけ

2022年の11月、寒冷地にもかかわらず市民農園に場所を借り、家庭菜園を始めることにした。そんな時期に開始した物だからまだ何にもできてない。「なんでこんなタイミングで?」というのは、我が子の通っている幼稚園の芋掘りイベントを通じての子供の成長を感じたことが大きかったと思う。

幼稚園では毎年秋に芋掘りのイベントがあって、有志の親父たちが事前の準備としてサツマイモを抜きやすくしていくというボランティアをする。親父達の近くの畝の芋は、おやじたちの手によってつるがカットされて抜きやすくなっている。

幼稚園の芋掘りイベント

いつもの幼稚園バスで畑に着いた子供達は、楽しそうに芋掘りを体験した。小さな子たちには30分の芋掘りでも感動がたくさん詰まっていたようで、わくわくしたあの姿は見ていてキラキラしていた。最初はよくわかっていなかった芋の蔓をたぐって芋を掘り当て、「こっちにあるよ!」「大きいの取れたよ!」と近くのお父さんたちにも自慢げに見せてくれる子たち。冬眠に入っていたカエルやミミズに出会して大騒ぎ。どろまみれになって、短い時間でも芋以外にも多くのものを持ち帰っていったようだった。

うちの子の芋掘りの様子から感じたもの

芋掘り大会の数日前から「おいも10個は取るー」と息巻いていたうちの息子は、楽しんでいたように見えたけれど「5個しか取れなかったー」と、ちょっとだけ物足りなさそうだった。まあいっぱい取れてよかったじゃないのーなんて言葉をかけて励ましつつ、なんだかその時のちょっぴり残念そうだった息子の姿が、僕の心の隅に残った。それから、子供たちが芋掘りを通じて経験できた「ドロドロの土から食べ物を作ることができて、その土にはお目当ての芋だけじゃなく、虫や生き物もたくさん住んでいるみんなにとって素敵な場所なんだ。そこで育てた芋は、自分で収穫して焼き芋にしたりもできるんだ。」というとても大事なことを、幼稚園の外でももっと伝えて行ってやりたいなと考えるようになった。畑には、人生を支える「食」、その野菜の種から収穫までのライフサイクルや、その環境のエコシステムを形成する土、雑草、害虫、その点滴といったエコシステムが詰まっていると思う。

焼き芋でも感じさせられた息子の成長

息子がとってきたお芋は、近所の川原で焼き芋にした。幼稚園でも焼き芋をしていた息子はそこで学んだ手順をきっちり覚えていて、僕らに教えながら準備をして焼いてくれた。1年前の年少のときとは違う、成長した息子の一面を見た。『小さな子がさつまいもの調理や火との付き合い方まで学んでいる!』芋掘りイベントでのたった30分かと思っていたが、さすが自然を愛する心を教える幼稚園!園に感謝し、大きな成長を遂げていた息子に感動した。この姿で、野菜を育てる一連の体験をさせてあげら、どれだけの事を伝えてあげられるだろうかと思うようになった。

息子が包み紙や銀紙まで準備してくれた焼き芋

同じ頃、近所の牧場を見学させてもらったり、ブルーベリー農園の摘み放題をさせてもらったり等して、畑や牧場の空気、土の匂い、虫達の活動等が余韻として残っていた。

いざ、市民農園探しへ

市民農園が近所にいくつかあることは知っていた。興味は持っていながらなかなか踏ん切りがついていなかったが、昨秋のこうした経験で決心した。最近のコロナウィルスの流行でなんとなく出不精になってしまって元気がなかった気持ちが、人混みがつきものの観光や外食をしなくても畑や牧場でずいぶんと癒されたし悲観的にならずに済んでいた。こんな活動を来年以降も試したいし、もっと深めていきたい。子供達が大きくなるまでの間に食べ物を作るとはどういうことか、季節がありそれぞれの時期に虫や動物がどんな状態なのか、そして野菜はどんななのか、家庭菜園を通じて学んでいってほしい。そんなことを言いながら、親の自分らは全くの未経験なので失敗ばかりすると思う。うまくいくこともあるということを一緒に楽しんでいければと思う。

市民農園探しの時に考えたポイントは前回の記事にまとめておいた。


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