今回の問題と対応問題
問題
Xbox Game Bar で録画ボタンが無効になってしまう
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_231/https://kodomooyaji.com/wp-content/uploads/2022/02/image-14-1024x231.png)
原因
動画作成のため画面収録をしようとしたが、利用しているパソコンにNVIDIAのT500というGPUが搭載されている。
xboxのこちらのページに、キャプチャに関するハードウェア要件がビデオカードのベンダーごとに整理されていた。NVIDIAではNVENCというエンコーダに対応している必要があるものの、まさにこのT500がそれに対応していないようだった。
https://support.xbox.com/ja-JP/help/friends-social-activity/share-socialize/pc-hardware-requirements-for-capturing
なんとっ!動画づくりのためにこのPCを選んだのに…。
対応 OBS Studio と コーデック x264vfw
別の方法を探る。
OBS Studioというフリーソフトを見つけたのでいったんそれを試してみることにした。
結論としてはアタリ
結局このソフトでも、仕組みとしてエンコーダのサポートが必要なことは同じようなので無理そうに思えた…。しかしやってみると、画面キャプチャの際の動作にハードウェアエンコーディングを使うかソフトウェアエンコーディングを使うかを選ぶことができるようだった。
このPCにソフトウェアエンコーディングの環境を作ればできそう!ということでやってみた。
OBS Studio インストール作業
インストールはそのままポチポチ進めていき、以下の選択肢では、特に動画配信の予定はないので真ん中を選択。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_643,h_497/https://kodomooyaji.com/wp-content/uploads/2022/02/image-15.png)
FPSを選んで次に進むと次のように出た。動くといいが…。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_643,h_497/https://kodomooyaji.com/wp-content/uploads/2022/02/image-16.png)
キャプチャ方法
キャプチャはソースとなるアプリケーションを選んで録画を開始するシンプルなものだった。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_718/https://kodomooyaji.com/wp-content/uploads/2022/02/image-18-1024x718.png)
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_262,h_506/https://kodomooyaji.com/wp-content/uploads/2022/02/image-19.png)
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_860/https://kodomooyaji.com/wp-content/uploads/2022/02/image-17-1024x860.png)
このようになる。
ファイル>設定>出力
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_857,h_397/https://kodomooyaji.com/wp-content/uploads/2022/02/image-20.png)
はじめはx264でも動作しなかった。当然NVENCは動作せず。
x264vfwインストール
そこでx264vfwをインストールした。これはH.264のコーデックで以下のリンクでダウンロードできる。
これをOBSから呼び出すことができるようになり、ソフトウェアエンコーディングが可能になる、というもの。
ちなみにx264vfwを入れてもGame barでのキャプチャはできなさそうだった。でも一通り使ってみたけどOBS使いやすいから結果オーライかも。