小学生の荷物の重さはどうにかならないのか?

子育て

小学生の我が子の登下校時の荷物がとにかく重い。体重が15キロ程度しかない子にとって、その重さはかなりのもので、通学時間を考えるとかなりの負担になっていることは間違いないと思う。最近では本人が重さで体が痛いと言っていて心配になっている。

なんでそんなに重たいのか

結局無駄な持ち帰りがあると思うんだよね。

まず教科書。国語算数は時間割に限らず必ず毎日持ち帰りが強制されている。そしてこの強化には補助教材にノート、漢字練習帳等が付属する。

例えば週末ともなると大変。上履きと体操服を洗濯するために持って帰ってくる。曜日は決まっているが、週に1度図書室の本の日があって、その日は1冊増える。たまにピアニカにノートパソコンが追加で持ち帰りに。

ひどいときには上に書いたようなものを持ち運びしなければならない予定が重なってしまったり、挙句の果てには弁当の日にそれが来たりすることもしばしばあった。

いや、まじつらいって小学生。この前まで幼稚園児だった子たちだよ?

体への影響が心配

新年度の健康診断で、うちの子は背骨の湾曲が疑われるという指摘があって、追加の検査を地域の整形外科で受けることにもなった。経過観察とはなったが、悪いことに、最近娘からは、荷物が重くて体が痛いという言葉も聞かれた。

どうすればいいのか。

もっと軽くできないのか?

持ち帰るものを減らせませんか?

毎日の宿題は算数プリント1枚程度と漢字練習1ページと、教科書の音読がある。つまり自宅で教科書やノートを利用するものは国語だけ。週に1回先生に日記を書いて見せる長文の課題がある程度。少なくとも算数の教科書・ノートは置いていっても問題がないようにしか思えない。

高学年や中高生となってくれば振り返りに学校でのノートを見返すと効果的な面がだんだん出てくると思うが、宿題の様子を見ていると、今の段階ではそのようなことはないと思える。

じゃあ他に教科書ノートを使わせて何かやらせるか?といっても特にそのようなものは思いつかないと思う。独自に自分の教科書ノートで復習をしている家もあるかもしれないけど、うちでは思いつかない。

うちでは小学生向けのチャレンジを追加でやっていて、全部合わせると、自宅での勉強時間は90分(喋りながらやったりしている分正味60分ぐらいだと思うが)ほどにはなっていると思うし、もう十分だと思う。遊ぶ時間だって大事だしさ。

先生に相談させてみた

直接本人から先生に相談するようにも促してみた。

ある日娘から、実際に先生に置き勉の提案をしてみたことを聞いた。一年生なのに我が子ながらしっかり主張ができて偉いと思った。挙手して、「その日の宿題にないような教科書やノートはロッカーに置いていってもいいですか?」と聞いたところ

「ルールなので持って帰りましょう。」

と言われたそうだ。これまでの印象で、割と話の分かる児童目線になってくれるタイプの先生なのではないかなと想像していたこともあって、ショックだった。

とはいえ、「重たい、体が痛い」ということまで伝えていない状況だったから、そこまで深刻にとらえてもらえなかっただけかもしれないので、もしかしたら相談すれば考えを変えてくれる余地はあるのかもしれない。

けれども、学校ももう少し普段の無意味なものに疑問を持ってほしい。典型的な思考停止で、「決まったものはしょうがない」という価値観を子供のころから刷り込むことにもってしまうと思うし。

もちろんね、いちいち取り合ってたら面倒くさいのはわかるんだけど、歴代大人数の小学生の体を悪くしてまで守るルールなのか?というのはやはり主張したい。

その後も大荷物の日がしばしばある。

文部科学省からは?

児童生徒の携行品の重さや量への配慮については、従来から様々な取組を行っていただいているところですが、授業で用いる教科書やその他教材、学用品や体育用品等が過重になることで、身体の健やかな発達に影響が生じかねないこと等の懸念や保護者等からの配慮を求める声が寄せられていることから、今般、各学校における実際の工夫例を別紙のとおり作成いたしました。

<略>

各学校においては、このような重要性を踏まえつつ、教科書やその他教材等のうち、何を児童生徒に持ち帰らせるか、また、何を学校に置くこととするかについて、保護者等とも連携し、児童生徒の発達段階や学習上の必要性、通学上の負担等の学校や地域の実態を考慮して判断いただいていると考えておりますが、別紙の工夫例を参考とされるなど、児童生徒の携行品の重さや量について改めて御検討の上、必要に応じ適切な配慮を講じていただきますようお願いします。

児童生徒の携行品に係る配慮について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/keikohin/__icsFiles/afieldfile/2018/09/06/1408967_001_1.pdf

そうでしょ!?わかってるじゃん文科省!

PDFを読んでみるとまさに言いたいことが詰まっている文書だった。素晴らしい

…というように、配慮するようには通達はされていると考えてよさそうで、遅れているとしたら学校なのかなという印象を持った。

今後

痛みが出ている、というところを先生に伝えつつ、改めて進言してみるか、あるいはもうまた明確に拒否されても面倒くさいから、しれっと荷物を置いてくるようにさせるか。。。

教科書を持って帰って学習をしたい人は持って帰ればいいと思うし、おいていっても学習する手段を持っているなら持って帰らなくてもいいと思うんだよね。要は選択肢を提示することって大事だと思う。

先生方とは合意して置き勉を許可してもらいたいのだけど。電話して相談するか。(でも「検討します」で先送りにされても困るしなー。今まさに娘は体を痛めているわけだし。)勝手に置いてきなさいと言いたいところだけど、先生と親の板挟みになる子供の気持ちを考えるとそうもいかないしなぁ。。。

どういうコミュニケーションが最適なものなのか、今の悩み。

あんまりうるさい親だと思われてしまうのも嫌だし。。。


子育てパパランキング

コメント

モバイルバージョンを終了
タイトルとURLをコピーしました