(英会話)2023年が始まったので、まず自分の英語力の見直しをする


現在オンライン英会話のCambly を続けているのに加え、他のオンライン英会話含めこれまで何度か英会話には通ったりしてきた。職場でたまに英語を使うことがあったりする。英語には常に触れ続けてはいるけど、どうもこう、突き抜けられず、中途半端な状態でモヤモヤしている。いい加減に殻を破りたいなと思い現状を見直すことにした。

今の自分のレベル

できること

仕事上英語のドキュメントで調べ物をしたりすることは多くやってきている。10年くらい前に受けたTOEICでReadingは400点は超えた。仕事上はそんなに苦労はしていないつもり。

英語での会議や研修も、聞いている分にはそこまで問題なく聞けていると思う。会議や研修で意見を伝えたりすることはできる。

海外出張の時など、海外のエンジニア達に絡みにいくことはできるし、質問をしたりはできる。アフターパーティに参加して立ち話程度することはできる。

TOEIC900点を取った時の勉強の仕方

ちなみに10年前は会社の同期とキャリアアップ(爆上げ)を一緒に目指し、「目指せ半年以内にTOEIC900点、超えなかった奴が焼肉をおごる罰ゲーム」というのをやった。当時830点くらいだった自分の弱点はReadingだったので、公式問題集のReading問題をひたすらこなし、文法書のForestを読み直したり、高校の時にやっていたNext Stageなどイディオムを学ぶような参考書をやり直したりしていた。なんとか900点に到達し、焼肉は奢ってもらう側になった。TOEICのリスニングはほぼ満点を取った事がある。あれは聞かれそうな事が何かを想像しながら注意して聞くというコツを掴むのが必要で、それができると急に点が上がってしまうので実際の会話力を測るものではないだろうな。

このやり方でうまく行った経験から、900点に限らず点数を伸ばしたいならば

  • 一緒に頑張れる仲間を作る
    • 真剣になれるご褒美と罰ゲーム
    • お互いに勉強している内容、進捗を毎日共有して継続できる状況を作る
  • 問題を解く練習は公式問題集
  • 知らない単語やイディオムを重点的にどんどん勉強する

というのがいいんじゃないかなと思っている。

できてないこと

専門外の単語が多い文章は読むのは辛い。一般的なお話ならそんなに気にならないが、ニュースやレポートなどはやはりちょっと難しい。

英語での会議では、英会話のレッスンの時よりは聞き取れていない部分が出てくる。ネイティブ特有の言い回しやあまり教科書に出てこないような表現が出てくるとほぼわからないので文脈や雰囲気で判断している。もっと多くの場数を踏んで、知らない表現にアンテナを張り、引き出しにどんどん入れていくつもりでやらないとならないなと思っている。

先に書いたようなシチュエーションで、ネイティブの人たちが僕との会話を楽しんでいるかどうかはまた別の話だと思う。ネイティブの人たちの中に自分が一人参加するような場面では、ついていけないシーンが多いし、さっと口を挟むのはやっぱり難しい。

先日ロールプレイをしなければならない研修に参加した時「お客さんの会社の偉い人と初めて会った時を想像してアイスブレークの会話を1分ぐらいした後、説明してみて」と言われて、流石にそんなシチュエーションを想像できず、フレーズも出てこず、ギブアップするという苦い経験をした。TOEICで点が取れても喋れるわけではないというやつを体現してしまっている。

文法も曖昧な理解しかしていない部分が多いなあと仕事でメールを書いていたりするときに感じるし、英会話のレッスン中にもよくわからなくなるときはある。文法書は何度も繰り返して読むものだと感じる。

例えば最近オンライン英会話のCambly でレッスンを受けていて、英文法の「時制の一致」というのを改めて勉強した。とりあえず過去形を使うなら全部過去形にするというような乱暴な理解の仕方をしていた自分だったが、説明を受けて間違っていた事に気付かされ、ようやく分かった。

  1. “The bus will leave soon”, he said.
  2. He said that the bus would leave soon.
  3. He said that the bus will leave soon.

Direct speachで表現すると1、Reported speachなら2、3となるのだけど、これまでの僕の誤った理解では2と3の違いが曖昧で、時制の一致というのがあるから”said”といってしまったらwillはwouldにしなければならないのかなと思っていた。よって2しかないのかなぁと思っていた。

Camblyのレッスンで聞いたのは、2. の場合はそのバスはこの話をしている今すでに出発している。一方で3. の文章の場合はそのバスはまだ出発していない。そのバスがすぐ出発するということを彼が言ったのは過去だけれども、まだそのバスがそこにいるような状態の時に使えるということだった。たしかーーに!!

最近やっているシャドーイング

先に書いたように、英語で行われたロールプレイを交えた研修で言われた事を英語で話せなかったという嫌〜な経験をしたせいで心が折れそうになっていたが、それでもペラペラ状態への憧れはまだちょっと捨てきれず、年末に英語の上手なYoutuberなんかのビデオを見たりしていた。そのような人たちには視聴者にシャドーイングを勧めている人が多い。それは昔からわかってはいた。僕が学生時代にTOEIC450点から800点まで伸びたのは英会話に通ったのももちろんあったけど、それよりもドラマFRIENDSのDVDの音をMP3プレイヤーに入れて聴きながら、時には印刷した台本を電車で一緒に眺めて口を一緒に動かしたりする練習をやっていたことが要因だったと思っている。そのフレーズのシーンが視覚的に記憶に残り、音が頭に入る、口を同じように動かすということでとても効率的だったのを覚えている。

今はCambly を続けていて、もうすぐ2年になる。ちなみにCamblyは過去のレッスン録画が見れるので重宝している。継続した分やはりリスニング力がついたんだなということは、2年前のレッスン動画で自分の姿を見ていると感じる。一方で自分の表現力や言いたい本当の気持ちを言えているかというとまだまだそんなことはないし、言えたとしてもおそらく間違ったカタコトの英語を向こうが拾ってくれている状態の部分も多いだろうと思う。「もし日本語で普通にお話ししているときであったなら、その場面ではそこでこう言っただろうに言えていないなぁ」というものも多い。先ほど書いたように、バスがもう出ているのかまだ出ていないのかその状況に合わせた正しい言葉も使えていなかったわけだ。

どうやったら良くなっていくのか、色々と考えてみたが、結局InputとOutput両方の量が全く足りていないということなのではないかと思っている。なんでもかんでもやるしかないということだ。いくら単語を知っていても、自分の中に言い回し丸ごと、シーン丸ごと経験がないと自信を持って話せないし、わからない。覚えた言葉はどんどん使っていって、身につけていくものだと思うので、このInputとOutputそれをいかに多く行うかに尽きると思う。特に自分の子供を見てきてもそれを感じる。なぜなら子供達は赤ちゃんだった頃から徐々に日本語を習得していっているわけだけど、一日中言葉を覚えようとする動作が見える。聞いた単語はすぐ繰り返すし、一人でいる時もぶつぶつ繰り返している。その時々でお気に入りのフレーズや単語ができたりすることもある。

で、問題になるのが継続できる楽しさと手軽さがあり、かつ単語もフレーズもシチュエーション丸ごと学べるということと、リスニングもスピーキングも練習できること。喋れるようになることに最短距離で行けること。

シャドーイングのアプリ CakeとCamblyの合わせ技

で、結局それってShadowingだろうということで、とにかく始めることにした。今はShadowingのCakeというアプリを使ったりYoutubeで自分の興味ある分野(家庭菜園とか陸上競技とか、好きなミュージシャンとかその他色々)の動画を見て真似したりしている。今のところ12月末からずっと毎日続けられているので、三日坊主は免れたと言える。

朝ごはんや晩御飯を作っている時や皿洗いをしている時、車を運転している時とか畑で作業しているときなんかにスマホで音を流しながら、大きな声で真似している。これで1日に30分から1時間は耳も口も頭も英語モードにすることができている。

子供も見ている僕のシャドーイング練習

これをしていると、子供達も僕が練習している姿を見ることになるので、それもなんらかの形で彼らに影響するといいなと期待している部分もある。そう、家で家族の前だろうとでかい声で英語を読む練習をするのだ。うちの子もオンライン英会話をやっているが、一度習うと喋れるようになる物だと勘違いしていいて、地道な練習を嫌う様子がある。娘は英会話に限らず少し完璧主義で自信家な部分があり、初めから自分はできる子だと思いたい性質があるようで、うまくできないことがあるととても悔しがる。練習することとは「できない自分に対峙すること」なので、やりたがらないというロジックだ。僕が練習して、はじめはできなことがだんだんうまくなっていく姿を見せ続けることで、考え方を変えて欲しいなと願っている。「できない」「失敗」は成功へのステップでしかなく落ち込む必要などないものだと思って欲しい。

シャドーイングを続けてみて

さて、シャドーイングを初めて3週間ほど経って、まだ大きな成果は感じないものの、英会話レッスン中の聞く言葉への感度が上がったと思う。それから、ビデオを見直してみると自分の発音は少し改善していると思う。今後も継続して自分の引き出しにフレーズを増やしていこうと思う。12月にはもっとスムーズになっていると信じてやるしかない。たまにここに振り返りを書いたりして見直して行こうと思う。


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